藻屑と消える

藻屑 私 も くず

三角コーンやめる

わたしは善い人間ではない

嘘つくし、ひとの善意を足蹴にするし、貞操観と倫理観ちょっとゆるいし、飽きたら捨てるし、賛同できない常識は守らないし、親の脛かじってるし、ひとのことを見下してる

でも、善い人間でいても、わたしは幸せにはなれないということがわかったので、それでもいいと思っている

手を取り合ったひとがすべてわたしと一緒に転んでくれるわけじゃない、
それならひとりひとり踏み台にして確実に高みへ近づいていきたい

強がりでも虚勢でもなんでもいい
わたしはすべての人間 特に男 から養分を吸い取ってめちゃめちゃ強い根を張ってめちゃめちゃ棘を育ててめちゃめちゃ綺麗な花になりたいよ

ぜったい生きます

毎日3回泣いてる

自殺失敗してさ、ああ次はうまくやんなきゃって思いながらいつの間にか進級しててさ、単位取って卒論書いて就活して、っていうのがこの2ヶ月だった

自分のこと社会に必要な人間だとか思ってない、
そもそも生きるに足る人間だとすら思ってない、から、
お祈りされても大して辛いことないだろうと思っていて
なにかあったら死ねばいいしな、とか思っていて

でも実際は普通に辛かった。
死ーのう、って思いが持てればその時はっょぃけど、
そこまで辛さを溜め込むことがもはや無理で、
ものすごいペースでしょうもない取るに足りない辛さを小出しにしている。

自分が否定されてるなんて気にはならない。今更。

自分が思ってたよりつまんない人間だってことが
明らかになるどころか物凄いスピードでこっちに迫ってくる
っていうのが辛い。

周りもみーんな応援して、応援どころか一生懸命手伝って、くれていて、
それなのに
自分のしょーもなさのせいで失敗するのかあ、と。

(しょーもなさというのは、クソつまんない人間だということも、クソつまんねーのに努力すら足りないということも含みます)


つーーーーまんない、中身もないしガッツもないセンスもない。あるのは変な経験とメンヘラの歴史だけ。
かろうじてあるそれをうまく魅せることすらできない。

なんで生きてるんだろ〜うって思うよね正直
なんで失敗したんだろうって
こんなつまんない自分と一生つきあってくのね。絶望

自分への信頼や肯定感は簡単になくなるのに期待はなかなかなくせなくて、都合のいい生き物だと思います。

救われたい

自分は、かなり恵まれている人間だなあと思う。
(ごく普通、というか理想とされる形からは外れているけど)きちんと愛してくれる両親がいて、その収入も多い方で、広いおうちがあって、教育には惜しみなくお金を使ってくれて、地元から離れた学校に通うことも許してくれて、仕送りもくれて、わたしの考えと気持ちを尊重してくれる。数は少ないけれど深く付き合える友人がいる、愛してくれる恋人がいる。環境にも人間にもほんとうに恵まれている、といつも思う。

それなのに、生きてるのがつらくてつらくてたまらない。生きているのが申し訳ない。生きてる価値がない。どうして生きてるの?死ぬべき。
わたしを愛してくれたり必要としてくれたりする人がいることは分かってる。生きることに決まった意味なんてなくて自分で適当に決めるしかないことも分かってる。みんなみんなつらい思いをしていてつらさはそれぞれで、他人になんて理解できっこないことも。世の中には(最大公約数の他者のために)死んだ方がいい人間というのがいて、自分は特にそういう人種ではないということも。
いろーんな理屈を一応理解してる上で、やっぱり自分は死んだ方がいいのにな、と思う。

わたしが死ぬことでいろんな人にある程度の大きさの悲しみが発生する。でも、悲しみは必ず時間が経てば薄れて、みんな自分の生活に戻らざるを得なくなるもの。
それよりも、わたしが生きて彼らと関わる上で発生する負担とか、悩みとか、迷惑とかは、当然わたしが生き続ける限り発生し続ける。
わたしはそういう負の産物があり続ける状況が嫌なんです。

というふうに、理屈っぽい説明もあるにはあるけど、やっぱりただひたすらに自己肯定感が低い、限りなくゼロに近いっていうのが原因なんだろうな。

大学辞めたいな、とぽろっと零したとき、あんたは自分に自信が足りないと思うの、だからつらくても頑張って大学を出て、自分はつらい思いをしたけどやりきったぞ、って気持ちをつけた方がいいと思うのね、と祖母が言ったことがある。
それは確かだなあと思っていて、いま大学を辞めたら自己肯定感を得る機会なんてきっともうなくて、むしろ固い学歴コンプを身につけてしまうんだろうね。
だけど学校に通える気なんてしなくて、たぶん大学を替えたところで解決するようなものでもなく、フリーターでいいからわたしは働きたいけど親はそうはいかず、負担が増えても大学は卒業させてあげたいのだと言い張り、もちろんそれはありがたいことでそれに甘えた方がよいのだろうけど、親の負担になっているという気持ちがさらにわたしの負担になり、ぐるぐる…

そして結局、一刻もはやく死ぬべきだ、という結論に至る。それは自己肯定感の低さの結実であり、思考の放棄であり、甘えである。

救われたい。

窮屈

窮屈だ。

なにかに縛られている。身動きが取れない。なにか大きな力が自分を押さえつけている。

そんな風に常々感じている。
なにが自分をそれほどにまで窮屈だと感じさせているのか?
常識か。周りの目か。凝り固まった価値観か。先入観か。時間か。年齢か。思想か。

言うまでもなく、それらは全て元を辿れば、自分自身へと行き着く。
誰しもが、自分が不快だと思う、感じる物事で自分を縛る縄をせっせと編み上げているのだろう。
解放されたい。自由に生きたいよ。もっとこうしたい、もっとああしたい、もっと、もっと、もっと。全身で叫んでいる。何事もないような顔をしながら。ごく自然な微笑みを浮かべながら。さも貴方の気持ちにわたしも共感しますというような涙を浮かべながら。金切り声で派手に騒ぎながら。

このまま、一切は過ぎていく。きっと。
解放されたい解放されたい解放されたいと頭の中で連呼しながら 普通 の暮らしを淡々と続けていく。

いつまでも何事からも解放されることなどない。
だって、元から縛り付ける縄などないのだから。
全ての縄は空想に過ぎないのだから。

三角コーンみたいな人生

あのよく道路にある赤いやつ

別段注視することもないでしょ。
自分の進行方向にあれば避けるか、ちょっとどかして通り抜けるでしょ。
倒れて転がっててもわざわざ直しはしないでしょ。
割れてぼろぼろになってても気にも留めないでしょ。

目立つ色してるのに記憶に残らない
なんとなく置かれてる
そんな人生なんだと思います。
認められたい。ここにあっていいよと、なんならあって欲しいと思われたい。
何が言いたいかっていうと全力で承認と肯定されたい

距離

距離の詰め方が手遅れなほどへたなのかもしれない。

初対面から人のパーソナルスペースに入り込むのが得意で、ごく自然にぐっと距離を縮められるけれど、あまりにも早く詰めすぎたり、なぜか突然遥か彼方に離れたりして、何考えてるかわからない、などよく言われる。



また失恋してしまった、のだと思う。
正しくは無理なことを分かっていてまた自分から壊しに行った、のめり込んで手遅れになるのがこわくて、ただ幸せになりたいだけなのに幸せになんてなっちゃいけなくて、積んでもいないものが壊れるのがこわくて先回りして壊してしまった、それだけ。


「好きと言ってくれて」 とてもうれしい、ありがとう。
その言葉しか聞かなかった。それ以上のことは聞けなかった。嫌われたわけではないだろう。でも今後も関係を保てるのかといえば、ひどく曖昧で、可能性は果てしなく低い、と思う。


幸せになりたいだけなの。ごく普通の幸せ。どうして周りの子と同じようにできないの私は?
誰か教えて。

すきなひと考

わたしはほんとに恋多き女で、まあボーダーなせいもあるのかもしれないけど、すきな人ができて振られたりなんらかの反応であっもうだめだってなると2、3日へこんで、なんにもなかったようにけろっと立ち直って、また新たなすきなひとができる。

いますきなのはバイト先で出会った2つ上のおにーさんで、まずルックスがどストレートにタイプだったし何言か会話して、あ、この人すきになる、って思ったひとだった。

お酒飲んですごくワイワイはしゃいでて知らない人にもガンガン話しかけていくくせに、会話が途切れた瞬間や煙草に火をつける瞬間の暗い眼差し、いくつも扉を持ってそうな話しぶりや態度、すべてが魅力的だった。

どちらかといえば営業の目的よりも私欲が大いに勝っていたけれど、連絡先を交換して、その日からずっと連絡を取り続けている。
一度は2人で飲みにも行った。その後寝ちゃったし、つぎの日のお昼はなぜかわたしのバイトまでの暇つぶしにも付き合ってくれた。


優しいし、気遣いできるし、思っていたより好意的に接してくれるし、勘違いしそうになる。

向こうは自分が本当にモテないというけれどそれなりに女の子の扱いがうまくて信憑性に欠けるし、でもセックスは上手じゃないし、わざわざ休日の昼間をわたしのために使ってくれたし、どの証拠を拾ってわたしは彼に好かれているのかそうでないのか判断するのがとても難しい。と思う。
いままでさんざんいろんな男の人をいいように扱ってきたのに。

そして極めつけは、わたしはあくまで彼にとっては水商売の女の子だということ。
今現在どういう風に捉えられているかはわからないけれど、実際水商売の女の子なんだから、ときどき遊んであげるなんて適当なポジションにしかなれない可能性は高いということ。

それでも一週間後に水族館でデートする約束をとりつけたのは頑張った、と思う。彼の底知れない優しさによるものが大きいと思うけれど。

これからどうするかは、その日に決まるような気がしている。
いっそ告白しちゃおうかな。当たって砕けて終わりにしたら楽かな。とかついね、せっかくの関係をぶち壊しに走りたくなるのはボーダーの性か。